会社のメイン事業である
『保守業務』に誇りを持って
挑む日々
2022年入社
フィールドサービスセンタ 東日本フィールドサービス部 北関東サービス担当 K.Oさん
出身学部:情報技術科
※所属、仕事内容など、本文の記載内容は取材当時のものです。
会社説明会に参加したときの印象はどうでしたか?
私は技術系を学んできたものの、ITが苦手でした。一時は他の職種も考えましたが、得意ではないからこそ挑戦してみたい、IT技術を身につけたいという思いで東芝ITサービスの会社説明会に参加しました。
説明会では、会社のメイン事業である保守業務の説明を聞き、興味を抱きました。お客様と接することが多い業務ですので、臆病である自分にできるのかどうか分かりませんでしたが、ぜひやってみたいと思ったのです。また、説明会に来られた採用担当の方がとても優しい方で・・・会社の雰囲気もいいのかなと、その一瞬で感じ取れたことが印象に残っています。さらに私は人間関係があまり得意ではないので、明るい職場がいいという思いを強く持っていましたので、いま思うと説明会に参加した時点で(ここがいいな)と決まっていました。どうやら私は、自分に無いものを求め自らを変えていこうとする性格のようです(笑)。
会社でのコミュニケーションはいかがですか?
就職を機に北海道から上京し、これまでとは全く違う新しい生活が始まりました。そんな中、入社式を目前にコロナにかかってしまい、同期メンバーとの合流が1カ月くらい遅れてしまいました。出鼻をくじかれ不安が募りましたが、オンラインでの研修を重ねるうちに仲間としての意識が強く芽生えてきました。今でも定期的に集まったり、近くに行ったときにはご飯を食べに行ったりと、程よい距離感で交流を深めています。
私の配属先では上長が率先して風通しの良い環境づくりを行っていて、事務所内では笑い声が絶えません。社会人になる前は、会社とは常に気を張っていなければならないところだと思っていましたので、いい意味で拍子抜けした感じです。会社全体が明るい雰囲気に包まれていて、分からないことを聞いたときもみなさん快く教えてくださいます。まだまだ学ぶべきことがたくさんありますが、とてもリラックスして仕事をすることができています。
現在の業務内容について教えてください。
入社時の希望どおり、埼玉を中心に保守業務を行っています。苦手意識を持っていたIT系の装置を担当し、サーバやパソコン、ネットワーク機器、ストレージ機器の定期点検および障害対応が主な業務です。
まだ入社3年目なのですが、今後ずっと記憶に残さなければならない出来事をすでに経験しました。お客様先でサーバの障害対応を行っていた際、本来抜くべき装置と違う装置のケーブルを抜きそうになったのです。作業にも徐々に慣れてきたことも影響していたのでしょう、何の迷いもなく実行に移そうとしたその時、そばにいた先輩から「違う」と指摘され、間一髪でシステム停止を免れることができました。そのときの先輩の慌てぶり、口調、もし抜いていたら…今思い出しても心臓がバクバクします。あれ以来、保守業務では再三言われていることなのですが、『STOP-LOOK(ストップ・ルック)』何か動作をする前に止まる、止まって見る、間違いがないことを確認して動作する、このことを徹底しています。
保守業務の魅力・醍醐味は何ですか?
障害対応のため出動し、復旧した時にお客様から“ありがとう”の言葉をいただくことが保守業務を行う中で一番嬉しいことです。状況によっては一刻を争うときもありますし、そうでない時もありますが、「お待たせしました。作業にかかります」と冷静に対応します。保守員は機器を復旧させることが仕事ですが、それと同時にお客様の心のケアというか安心をお届けすることも大切な業務の一つであると考えているからです。
また、保守業務は成長を実感できることが醍醐味だと思います。入社2年目の7月に『一人作業認定』をいただきました。今は一人で保守作業に出向くことがほとんどです。私自身まだまだですが、2年目と比較し対応可能な機種が増えたり、影響力が大きいシステムの保守を任せてもらえたりすることが増えてます。大きいシステムであるほどプレッシャーを感じますが、そのぶん達成感も大きいと自らを鼓舞しています。