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導入事例〜仮想化システム

マネジメントサービス

熊本県苓北町役場

お客様の視点に立ち課題を解決
仮想化の採用により低コストでかつ信頼性の高いシステムを実現

イントラネットワークのリプレースにおいて仮想化技術を採用した苓北町役場。
これにより低コストでリプレースを実現。更に実運用を考慮したバックアップシステムの導入や、リモート保守/巡回保守などのサポートを活用し、システムの安定稼動と運用の効率化に成功。

【熊本県苓北町役場】
業種:公共

システムの負荷増加に伴い
多くの課題が山積

熊本県苓北町

苓北町は、熊本県の天草諸島に位置する町だ。1956 年に雲仙天草国立公園として、さらに西海岸の一部は海中公園として指定されるなど、自然豊かな地域としても知られている。また、天草地域はキリシタン文化が根付いており、歴史遺跡や文化遺跡も多い。自然と歴史を存分に満喫できる町である。

苓北町役場の企画政策課は、苓北町の情報インフラストラクチャの整備やイントラネットワークの維持管理、テレビの難視聴対策、交通対策、統計業務、企業誘致対策など、幅広い業務を行っており、業務内容は多岐にわたっている。

「東芝さんとは2002 年度に導入したイントラネットワークから、本格的なおつきあいをさせていただいております。今回も入札により、東芝ITサービスさんにイントラネットワークの構築・運用をお願いすることになりました。このイントラネットワークのリプレースは、町の中期計画に沿って行いました」と企画政策課・参事の溝上基氏は説明する。

以前の苓北町役場のシステムはサーバ6 台の構成となっており、それぞれのサーバに1 つのシステムが割り当てられていた。

導入当初はスムーズに稼動していたが、リプレース前には業務でデジタルデータを扱うことが増えてきたことに加え、扱うデータの容量も増加の一途をたどり、システムに余裕の無い状態となっていた。また、スパムメールの増大という課題にも直面していた。苓北町役場の場合、1 日に数百件ものスパムメールが届いており、システムへの負荷はもちろん、その処理だけでも膨大な工数がかかってしまっていた。

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コストの削減と信頼性・拡張性を考慮し
仮想化を採用

[写真]企画政策課 参事 溝上基氏
企画政策課
参事
溝上 基 氏

リプレースを機にこれらの課題を解決しようと、苓北町役場ではプロポーザル方式による入札を実施した。プロポーザル方式とは具体的な課題を提示し、業務委託先に企画提案をしてもらい、その中から最も適した業務委託先を選定するという方式だ。さまざまな角度から課題解決方法を提示されるので、苓北町役場としてのメリットは非常に大きい。

「今回の入札では東芝IT サービスさんを選定させていただきました。仮想化を活用し、物理サーバの台数を減らすことで、イニシャルコストやランニングコストを低減でき町の要望をくんでいる提案だと感じました」と溝上氏は語る。

苓北町役場をはじめとする自治体の場合、導入するシステムの必要性などを議会や住民に説明する必要がある。「本当にそれだけのものが必要なのか」という疑問に適切に答えられなければならない。そのため経費を抑えたシステムの導入や運用を考える必要がある。さらに、将来への拡張性、サーバ機器やネットワーク機器の冗長化など、信頼性の確保も不可欠になるだろう。しかし、取捨選択も必要だ。顧客の視点に立ち、必ず必要な物と抑える事が可能な物を明確にする必要がある。この視点に立つことで、顧客が求めるシステムでありながらコストパフォーマンスに優れた提案が可能となるのだ。

言うのは簡単だが、実行するのは難しい。実際にこれらを実現するためには構築から運用に至るまで、高い技術力やノウハウの蓄積が必要になるからだ。それだけのノウハウを持つ企業は決して多くはない。

東芝IT サービスは、東芝グループ企業として、高い技術力を持ちノウハウを蓄積してきた。多くの企業課題に応えてきた歴史がある。

仮想化は物理サーバの台数を削減するだけではなく、信頼性の向上にも寄与している。仮想化を利用すると、1 台の物理サーバ上に複数の仮想OS が稼働する状態となる。もし、物理サーバに障害が発生した場合、複数のシステムが影響を受けその影響は甚大だ。しかし、苓北町役場では、稼働している物理サーバに障害が発生した際、仮想OS は障害が発生していない物理サーバ上に移動する。つまり、システムは止まることなく稼働し続ける完全冗長化を実現している。物理サーバの台数を抑えつつ、これまで以上の信頼性を確保したのである。

リモート操作による障害切り分け

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管理工数はもちろん
職員の作業工数も大幅削減

実際、リプレースはスムーズに実施され、運用の手間が目に見えて削減されたという。課題の1 つであったスパムメールもほとんどなくなり、今までスパムメール処理を行っていた職員の工数も大きく削減された。

また、ヘルプデスク業務も改善された。今回のリプレースで、システムのバックアップにLTOテープに加え、NAS ストレージによるDiskto Disk のバックアップも導入した。ディスクとテープとの双方にデータがバックアップされる仕組みだ。長期保存などではテープが有利だが、誤操作によりファイルを消去してしまった場合や、高速なリカバリにはディスクが有利だ。その両方のメリットを十分に活用できるシステムになっている。

 「新しいイントラネットワークの移行は、新年度が始まった時期でもあり、人事異動で部署が変わる際、誤ってデータを削除してしまう事例が発生しました。これまでのシステムでは、テープから戻すので時間と工数がかかってしまうところですが、新しいシステムでは、すぐにデータをリカバリできるなど、ヘルプデスク業務が改善できました。万が一の事態でも、データを簡単にリカバリできるので、システムとしての信頼性も強固になったと感じています」と溝上氏は語る。また溝上氏は次のように続けた。「保守・サポートについても満足しています。先日ネットワークに不具合が発生したときも、リモートでみていただき、すぐに解決できました。何か問題が起きたときでも大丈夫そうだという安心感はありますね」。

さらに苓北町役場では、毎月1 回の巡回保守を利用している。対面して対応することで、分らない事は何でも聞け、職員のスキルアップにもつながるのではと溝上氏は期待している。更に、「丁寧に対応いただけるので本当に助かっています」とのことだ。

今回のイントラネットワークのリプレースに苓北町役場は満足している。システム自体はもちろん、東芝IT サービスのサポート力にも信頼と期待を寄せている。インタビューの最後に溝上氏は、「新しいイントラネットワークをもっと活用していきたいと思っています」と抱負を語った。

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■企業プロフィール
自治体名 苓北町役場
所在地 熊本県天草郡苓北町志岐660 番地
総人口 8,217人(2011年5月末現在)
総世帯数 3,211戸(2011年5月末現在)
事業 苓北町は、熊本県の南西部に点在する天草諸島のうち、最も大きな島である天草下島の北西端に位置し、西は天草灘をのぞみ、北は千々石灘に面した美しい海に囲まれた町です。昭和31 年に雲仙天草国立公園として、更に西海岸の一部は全国に先駆け、海中公園として指定されました。その昔天草地域においていち早くキリシタン文化を取り入れるなど、歴史遺跡、文化遺跡が多く、歴史の薫りが漂っています。
URL http://reihoku-kumamoto.jp

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