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導入事例〜仮想化システム

マネジメントサービス

IBJL東芝リース株式会社

長年培った運用・保守ノウハウと仮想化技術の融合により
24時間止まらない金融サービスシステムを実現

既存のシステムを仮想化システムにリプレースする事により、ラックの本数を半分以下に削減しながらも完全冗長化を実現。また、データセンタでの運用・監視・保守をワンストップで実施する事により、24時間/365日止まらないサービスを提供。

【IBJL東芝リース株式会社】
業種:金融/従業員数:256名

培ってきた金融ノウハウを
高付加価値ファイナンス・サービスとして提供

[写真]ネットビジネス営業部 部長 和木 昌三 氏
ネットビジネス営業部
部長
和木 昌三 氏

IBJL東芝リースは、個人および法人の顧客に対して特色あるファイナンス・サービスを提供している企業だ。東芝グループの中核金融会社として、40年以上にわたり培ってきたクレジットやリース取引のノウハウを高付加価値ファイナンス・サービスとして提供している。

同社の培ってきたファイナンスノウハウをASP・SaaSとして商品化したのが「T-CON SOLUTION」だ。「T-CON SOLUTION」とは、文書管理ソリューション「T-CON DOCUMENTS」、Web ワークフローシステム「T-CON NET」、決済・回収のトータルソリューション「T-CON PAYMENT」、資産管理ソリューション「T-CON ASSET」、IT 機器の修理保証サービス「T-CON CARE」などからなるサービス群の総称である。優秀なASP・SaaSサービスに授与される「ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2010」のApplication分野でグランプリを受賞したソリューションとしても注目されている。

リース取引を行う際、ユーザ企業はそのハードウェアを数年間に渡って使用するため、故障した際の対応は不可欠だ。そこで、「保証」や「保守」が必要になる。実は、この「保証」や「保守」が直接、商品の魅力に影響するケースが多い。

「かつて、特にIT 機器リース取引の多くは、メーカ保証1 年間、その後は定価の数%という保守契約を結ぶことが多かったですね」と、ネットビジネス営業部長の和木昌三氏は「IT機器の修理・保証サービスT-CON CARE」を開発した当時の状況について振り返る。「その後外資系を中心に3 年保証とするメーカが増えてきました。そうすると1 年保証の商品は、残り2 年分の保守費用が割高になるため、お客様から敬遠されがちです。そこで当社では、メーカ保証を保険ベースで安価に提供する仕組みを作りました」これが、「T-CON CARE」のベースとなったサービスである。

こうして、IBJL東芝リースは新しい保証の仕組みを作り上げると、次に資産管理の仕組みについて検討を行った。故障した端末が持ち込まれた際、製造番号から保証の対象機種なのか確認しないと、保証サービスが提供できないからだ。そこで新しく資産管理ソリューションとして「T-CON ASSET」を作りだした。このように、IBJL東芝リースでは、金融会社の業務ノウハウから生まれたソリューションを高付加価値ファイナンス・サービス「T-CON SOLUTION」として顧客に提供している。

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コスト削減と信頼性向上を目指し
仮想化プラットホーム上で稼働

[写真]情報システム部技術グループ グループ長 佐長 実 氏
情報システム部
技術グループ グループ長
佐長 実 氏

IBJL東芝リースの「T-CON SOLUTION」システムが、リプレースの時期を迎えるにあたり、同社ではコスト削減と信頼性向上さらに、システム増強やメンテナンス時もサービスを止めることなく運用できるシステムの構築を目標とした。

その際に利用したのが東芝IT サービスのトータル仮想化サポートサービス「V's-care」だ。「V's-care」は、仮想化の構築導入から運用保守までをワンストップで提供するソリューションである。たとえば、サーバ統合を実現してサーバのランニングコストを低減させたいという課題や、仮想化システムの運用保守に不安があるという課題に対し、「V's-care」で応えることができる。実は、IBJL東芝リースは新しい技術を取り込む際、これまでも東芝IT サービスに協力を仰いできた。その理由は、東芝IT サービスがシステムの構築から運用・保守まで幅広いノウハウを持ち合わせていることに加え、長年にわたり培ってきた信頼関係があるからだ。

「T-CON SOLUTION」システムは、これまでアプリケーションごとにサーバを構築し稼動させてきたが、仮想化技術によりサーバ統合を実現した。これにより、使用しているラックの本数を半分以下に削減でき、運用コストを大幅に削減しているのだ。

さらに、仮想化によってシステムの信頼性を向上させることにも成功している。IBJL東芝リースは、これまでも停止されることが許されないサーバに関しては冗長化構成を適用してきた。しかし、すべてのサーバで冗長化を実現するまでには至っていなかったのだ。そのためシステムの増強やメンテナンス時にも一時的にサービスを停止することがあったという。

システムを仮想化することによって、障害やシステム増強時にも、システムをとめる事無くサービスを提供できるようになった。さらに今回のシステムでは、完全冗長化を実現しているため、信頼性も大幅に向上している。

仮想化前1サーバ1システムで稼動 仮想化後(冗長化)サーバがダウンした場合でもゲストOSは正常稼動しているHWで稼動する

仮想化のプラットホームを採用した理由について、情報システム部・技術グループ・グループ長の佐長実氏に話を伺ったところ、「仮想化の一番のメリットは" コスト" です。サーバを統合することで、ラックの本数も半分以下に削減できました。これだけでも、コストは大幅にカットできています。更にメンテナンスも無停止で実施できるようになりました。」という答えが返ってきた。これらのメリットは、全て仮想化技術によるものだ。

また佐長氏は、「仮想化を導入して、初めて気がついたメリットもあった」と言う。「仮想化は、システムの延命にも有効です。これまではハードウェアが陳腐化するとそのシステムは使えなくなりましたが、仮想化で運用すれば、そんなことを心配する必要はありません。このメリットは大きいですね。また、仮想化であれば新しくハードウェアを調達する必要がないので、新しいサービスを立ち上げるスピードが上がるのではと期待しています」と語る。

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構築・運用を任せられる信頼できるパートナー

今回のリプレースに関して感想を聞くと、和木氏と佐長氏は口を揃えて「非常に満足している」と語った。IBJL東芝リースの課題に対し東芝IT サービスが真摯に対応してきた結果と言えるだろう。

多くの企業において、システム担当者だけでは24 時間365 日の運用をすることは難しい。しかも、システムは止めることができない。IBJL東芝リースも同様の課題を抱えていたが、東芝IT サービスが提携するデータセンタの活用とITSM 運用/ 監視サービスを利用することで解決した。

さまざまな顧客の課題を解決する「T-CON SOLUTION」。東芝ITサービスの実績と揺るぎない信頼があるからこそ、IBJL東芝リースは顧客に対して安心してサービスを提供できているのだ。東芝IT サービスは、長年培った運用・保守ノウハウと仮想化技術 の融合により、これからも多くの顧客の課題を解決し続け、信頼を勝ち得ていくのだろう。

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■企業プロフィール
会社名 IBJL東芝リース株式会社
創立 1998年4月1日
従業員数 256名(2012年3月31日現在)
本社所在地 東京都港区虎ノ門一丁目2番6号
事業 ・各種動産の総合リース、賃貸借および割賦
・各種金銭の貸付、保証業務、債権買取
・集金および支払いの代行 他
URL http://www.toshiba-lease.co.jp/index_j.htm
※この記事は、2011年5月に制作されました。記事内における名称・数値データ等は取材時のものです。

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