事例紹介

導入事例~OCRリプレース

株式会社オルター

OCRシステムのリプレースにより
業務の効率化のみならず、誤注文の削減にも成功

[イメージ]導入事例~OCRリプレース

毎週会員から届く3500枚の注文書を処理するのに無くてはならないOCR。
リプレースを機に注文書を両面印刷とし、情報を充実した事により誤注文を大幅に削減。

1976年の創立以来 安全な食べものを配達するオルター

[イメージ]1976年の創立以来安全な食べものを配達するオルター

国内では「食の安全性」に関する問題がたびたび報道され、食に関する危機感を持つ人も増えている。安全な食材宅配サービス オルターの語源は「オルタナティブ」。代替物や代案などと訳される言葉だ。食の危険性を問うメディアは多数あったが、「それではどうすればいいのか」という回答は未だ出ていない。危機感を煽っても、その解決法が提示されていないのだ。「オルタナティブ」は、「それではどうすればいいのか」という回答にあたる。オルターでは、安全な食べものはもちろん、雑貨、日用品に至るまで厳しいチェック体制の下、厳選されたものだけが用意されている。また、生産者と消費者の「顔の見える関係」や「情報公開」も大切にしている。

オルターの前身は、1976年に設立された安全な食べものの共同購入団体「徳島暮らしをよくする会」だ。
オルターの代表である西川 栄郎氏は、安全な食べものを共同購入するだけではなく、農薬空中散布中止、薬害告発など、「いのち・自然・くらし」を守る活動に取り組み、講演会やホームページなどで、食品に潜む「怖さ」を訴えている。その危険性を理解し、オルターの考え方に賛同する約7600人が会員となっている。

OCRが止まると業務が回らない なによりも信頼性が重要

[イメージ]情報システム課 課長 松浦 誠 氏
情報システム課 課長
松浦 誠 氏

オルターの場合、関西エリアを中心に配送し、要望があれば、全国どの地域にも宅配便を使って配達している。注文はWebでも受け付けているが、ほとんどは紙の「注文書」によるものだ。

「配達時に注文書を回収し、この情報から農家への発注を行い、品ものを用意します。注文を受けたものは次週出荷するので、回収後すぐに基幹システムへ取り込む必要があります」と情報システム課 課長  松浦 誠氏は説明する。オルターのシステムは、基本的に在庫を持たず、必要な分を農家に発注している。この業務フローでカギを握っているのが「受注」の部分だ。受注から出荷まで1週間しか時間がない上、会員ごとに異なる注文を間違いなく把握し、仕分け・出荷しなければならない。注文書の効率的な処理が不可欠だ。そこでオルターでは、以前から東芝ソリューション製のOCRを活用している。

「私が入社する前から利用しているので、8年以上は使っていると思います。今回、HW保守が終息するとの報告を受けリプレースを決めました」と松浦氏は語る。

実は、東芝ソリューションのOCRは、郵便物自動区分機の技術を応用したもので、長い歴史と多くの実績がある。サイズや紙厚が異なる帳票の混在読み取りを行えたり、超音波センサにより紙の重なりを検知し、帳票の重送を防止する機能もあり信頼性が高い。

「これまでもOCRで大きなトラブルになったということはありません。非常に信頼性が高いと感じています。オルターの場合、OCRで注文書が読み取れないと、農家への発注や会員さんへの出荷もできなくなり、会社に与える影響は非常に大きい。そのためリプレースする際も、信頼性の高いOCRを選ぼうと考えていました」と松浦氏は語る。そこで複数メーカの製品を含め検討した結果、採用されたのが再び東芝ソリューション製のOCRであった。

リプレースにより 得られた効果は大きい

[イメージ]OCR2000iモデル1500

OCRをリプレースしたことで、2つの大きな導入効果が出ている。その1つが、誤注文の大幅な削減。もう1つが、作業効率が大幅に向上したということだ。

まず、「誤注文の削減」から見ていく。実は、今回リプレースしたOCRは、両面読み取りできるため、注文書の裏面も利用できるようになった。これまでオルターの注文書は片面のみで、スペースの問題から品もの番号欄だけしか設けることができず、それが誤注文の要因となっていた。リプレースにより、両面読み取りが可能になり、これまで利用できなかった注文書の「裏面」も利用できるようにり、倍のスペースが生まれ、品もの番号と品もの名を併記できるようになったのである。

「誤注文は目に見えて減りましたね。実際、電話での返品の問い合わせもほとんどありません。会員さんに取ってみても、間違いが起きず、欲しいものがきちんと届くので喜ばれていると思います。実際に"注文しやすくなった"という声をいただいています」と松浦氏は語る。 次に「作業効率が向上した」というのはどういうことだろうか。OCRとソフトウェアを入れ替えたことで、注文書を読み込んだあと即座にパソコンで修正処理ができるようになった。

「これまでは、OCRで注文書をすべて読み込んでからでないと、修正の処理ができませんでした。リプレース後は、スキャン中も修正ができるので、時間を無駄にせず作業できるようになっています。」と松浦氏は説明する。

4倍に増えた会員に対応するため OCRの追加も検討中

オルターは、東芝ITサービスの保守サポートにも満足している。OCRは同社の業務のカギを握ることもあり、保守点検を年2回行っている。

「これまでも簡単なトラブルはありましたが、すぐに解決していただいています。おかげさまで業務が止まるということも起きていません。当社の場合、OCRが止まると会社が動かなくなるので、非常に助かっています。また、注文書の細かな変更に合わせてソフトウェアを変更していただいたりと、細かいニーズにも対応してもらっています」と松浦氏は説明する。

オルターは現在、OCRの台数を増やすことを検討している。実は、東日本大震災が起きて以降、会員数が4倍にもふくれあがっており、既存のシステムだけではとてもさばききれなくなってきているのだ。

「現在関東圏に拠点を作る計画を進めています。事業継続の観点からもシステムを分割し、万が一の場合でも処理が止まらないようにしたい。東芝ITサービスであれば、日本全国サポートしていただけるので、関東圏に拠点ができても安心ですね」と松浦氏は語る。

OCRをリプレースすることで、多くのメリットが得られたオルター。急激な会員数の増加にともない、さらにOCRの重要度は高まっている。

[イメージ]※読取速度 A4横、手書き数字30字×10行

企業プロフィール

会社名 株式会社 オルター
本社所在地 大阪府富田林市西板持町2-3-5
創立 1976年
従業員数 150人
会員数 7,629人(11年11月現在)
事業 オルターは1976年の創立以来35年間、安全な食材宅配サービスとして、生産者と消費者の「顔の見える関係」や「情報公開」を大切にしてきました。
お米、野菜、肉などの食べものはもちろん、雑貨、日用品にいたるまで全てオルター独自の厳しいチェック体制のもと、厳選されたものだけを取扱っています。
また、2009年10月には NPO法人「安全な食べものネットワーク オルター」として 認可され、「いのち・自然・くらし」を守る社会活動を展開しています。
URL http://alter.gr.jp

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